全ての分析の出発点。これを身につけると「整理力」と「説得力」が根本から変わる。
3分で核心をつかむ
MECE = Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive
日本語で「モレなく・ダブりなく」。何かを分類・整理するとき、全てのケースがカバーされていて(モレなし)、かつどの分類も重複しない(ダブりなし)状態にすること。
パズルのピースが全てそろっていて、どのピースも重なっていない状態をイメージしてください。それがMECEです。
❌ MECEでない例:従業員を「20代・30代・正社員」で分類
問題①:40代・50代のモレ / 問題②:20代の正社員はどちらに入る?(ダブり)
✅ MECEな例:従業員を「正社員・契約社員・パート」で分類
全員がいずれかに入る(モレなし)・どれか1つにしか入らない(ダブりなし)
PMIの課題整理でモレがあると重要な問題を見逃す。コンサルとして信頼を失う最悪のミス。
同じ話を2回すると聞き手を混乱させる。提案書は「無駄ゼロ・構造的」が命。
「この人は抜けなく考えている」という印象を与え、提案の説得力が増す。
「PMI後の課題を整理したい」など、何についての分類かを明確にする。
時間(短期・中期・長期)、機能(ヒト・モノ・カネ・情報)、立場(内部・外部)など。1テーマ1切り口で。
①「全てのケースがいずれかに入るか」②「1つのものが複数に入らないか」を確認。
シナリオ:A社がB社を買収。PMI開始後、「何から手をつければいいかわからない」状況で課題をMECEで整理することになった。
全ての統合課題がこの5領域のどれかに入る(モレなし)/ 1つの課題が2領域にまたがることはない(ダブりなし)
「若手・ベテラン・技術職」← 年齢と職種が混在。ダブりだらけになる。
「その他30%」は分類が機能していないサイン。
「完全なMECEでないと使えない」と固まってしまう。